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Examples: GSLB + サーバの垂直スケール

概要

GSLB配下のサーバの垂直スケール(プラン変更)を行います。
Inputsからパラメータresource-nameを指定することでGSLBまたはサーバのプラン変更が可能です。

GSLB配下に指定したサーバのIPアドレスがGSLBに実サーバとして登録されている場合は以下のように処理されます。

  • <各サーバを順次処理>
    • GSLBからデタッチ
    • サーバのプラン変更(再起動を伴います)
    • GSLBへアタッチ

Info

GSLBからのデタッチ/アタッチはGSLBの実サーバごとにEnabledというプロパティを更新することで行われます。
この際に元のEnabledの値は考慮されません。スケールアップ/ダウン前からEnabled=falseであってもGSLBにアタッチする際にEnabled=trueへ更新されます。

構成例

以下の条件でサーバを垂直スケールさせる例です。

  • 対象GSLB:
    • example
  • 対象サーバ:
    • is1aゾーンのexample1とexample2
  • プランは以下の範囲とする
    • Core:1 / メモリ: 1GB
    • Core:2 / メモリ: 4GB
    • Core:4 / メモリ: 8GB
resources:
  - type: Server
    name: "servers"
    selector:
      names: ["example"] # 名前に'example'が含まれているリソースが操作対象となる
      zones: ["is1a"]

    parent:
      type: GSLB
      selector: "example"

    plans:
      - core: 1
        memory: 1
      - core: 2
        memory: 4
      - core: 4
        memory: 8

Info

リソース定義が1つだけなため、Inputsからのリクエスト時にresource-nameパラメータを省略可能です。

例:  
Webhook系のリクエストURL例: `http://<your-host>/up`  
Direct Inputsの実行例: `autoscaler inputs direct up`