共有サーバ上での実行(strictモード)
共有サーバでの実行(strictモード)
共有サーバやマルチテナントで稼働させる場合などのAutoScalerのインスタンスを同一環境で複数稼働させる環境において、
外部ファイルへのアクセスを制限するstrictモードを利用可能です。
Warning
strictモードは全ての外部ファイルアクセスを制限するものではなく、
特定のファイルアクセスパターンを無効にするものです。
必要に応じて実行ユーザーに適切な権限だけ付与するといった対応などと組み合わせてご利用ください。
利用方法
Coreの起動時に--strictを指定することでstrictモードが有効になります。
$ autoscaler start --strict
strictモードで制限されるもの
コンフィギュレーションの以下項目の挙動が変更されます。
handlers: 指定不可autoscaler.exporter: 指定不可sakuracloud.profile: 指定不可- 文字列またはファイルパスを指定可能な項目: 文字列のみ指定可能
- サーバグループ
templateedit_parameterstartup_scriptsssh_keys
cloud_config
- サーバグループ
Info
libsacloudのプロファイル機能が無効になるため、環境変数SAKURACLOUD_PROFILEやUSACLOUD_PROFILEを指定しても無視されるようになります