エンハンスドロードバランサ(ACME設定): sakuracloud_proxylb_acme
Example Usage
resource sakuracloud_proxylb_acme "foobar" {
proxylb_id = sakuracloud_proxylb.foobar.id
accept_tos = true
common_name = "www.example.com"
subject_alt_names = ["www1.example.com"]
update_delay_sec = 120
}
data "sakuracloud_proxylb" "foobar" {
filter {
names = ["foobar"]
}
}
Note
このリソースを利用する場合、エンハンスドロードバランサリソース(sakuracloud_proxylb
)のcertificate
ブロックの値は上書きされます。
両者の同時指定はできません。
Argument Reference
accept_tos
- (Required) Let's Encrypt terms of serviceへの同意フラグ
この項目は明示的にtrue
に設定する必要があります / この値を変更するとリソースの再作成が行われるcommon_name
- (Required) 証明書発行対象のFQDN / 名前解決できる値を指定する必要があります / この値を変更するとリソースの再作成が行われるproxylb_id
- (Required) ACMEを設定する対象のエンハンスドロードバランサID / この値を変更するとリソースの再作成が行われるsubject_alt_names
- (Optional) 証明書発行対象のSANs / この値を変更するとリソースの再作成が行われるupdate_delay_sec
- (Optional) ACMEを有効にするまでの待ち時間 / この値を変更するとリソースの再作成が行われる
Note
エンハンスドロードバランサでLet's Encryptによる証明書発行にはLet's Encrypt terms of serviceに同意する必要があります。
Let's Encrypt terms of service: https://letsencrypt.org/repository/
このため、このリソースを使用する際はaccept_tos
にtrue
を明示的に設定する必要があります
Note
エンハンスドロードバランサでACME設定を有効にするには、common_name
で指定したFQDNを名前解決できる必要があります。
DNSレコードを登録した直後だと名前解決できない場合があります。
このため、必要に応じてupdate_delay_sec
を適切に設定してください。
Timeouts
timeouts
ブロックでカスタムタイムアウトが設定可能です。
create
- 作成 (デフォルト: 20分)delete
- 削除 (デフォルト: 5分)
Attribute Reference
id
- IDcertificate
- 証明書設定のリスト。詳細はcertificateブロックを参照
certificateブロック
additional_certificate
- 追加証明書のリスト。詳細はadditional_certificateブロックを参照common_name
- 証明書のコモンネームintermediate_cert
- 中間証明書private_key
- 秘密鍵server_cert
- サーバ証明書subject_alt_names
- 証明書のサブジェクトの別名
additional_certificateブロック
intermediate_cert
- 中間証明書private_key
- 秘密鍵server_cert
- サーバ証明書
Import
IDを指定する事でインポート可能です。
$ terraform import sakuracloud_proxylb_acme.example 123456789012