リファレンス / グローバルオプション
usacloud
コマンドラインオプションとして指定可能なグローバルオプション。
Info
プロファイルを用いることでグローバルオプションでは指定できない項目の設定が行えます。
詳細はリファレンス/プロファイルを参照してください。
Info
一部の項目は環境変数での設定に対応しています。
詳細はリファレンス/環境変数を参照してください。
グローバルオプション一覧
--profile
--token
--secret
--zones
--no-color
--trace
--fake
--fake-store
--process-timeout-sec
--argument-match-mode
--version
/-v
--help
/-h
プロファイル(--profile
)
利用するプロファイル(コンフィグ)を指定します。(エイリアス:--config
)
指定可能な値はusacloud profile list
コマンドで調べることが可能なほか、usacloud profile create
コマンドなどで新規作成も可能です。
通常この値は
~/.usacloud/current
の値が利用されます。
環境変数SAKURACLOUD_PROFILE
/USACLOUD_PROFILE
での指定、またはコマンド実行時の--profile
の指定でこの設定を上書き可能です。
Warning
Usacloud v0との互換性維持のためv1でも環境変数USACLOUD_PROFILE
が利用可能ですが、将来のバージョンでは廃止される予定です。
APIトークン(--token
)
さくらのクラウドのAPIトークンを指定します。
通常この値は
~/.usacloud/[current-profile-nane]/config.json
の値が利用されます。
環境変数SAKURACLOUD_ACCESS_TOKEN
での指定、またはコマンド実行時の--token
の指定でこれらの設定を上書き可能です。
APIシークレット(--secret
)
さくらのクラウドのAPIシークレットを指定します。
通常この値は
~/.usacloud/[current-profile-nane]/config.json
の値が利用されます。
環境変数SAKURACLOUD_ACCESS_TOKEN_SECRET
での指定、またはコマンド実行時の--secret
の指定でこれらの設定を上書き可能です。
操作対象ゾーン(--zones
)
usacloud
コマンドで操作可能なゾーンの一覧を指定します。
ここでの指定は各コマンドでの--zone
指定や--zone=all
を指定した際の挙動に影響します。
省略した場合は以下の値が設定されます。
カラー出力の無効化(--no-color
)
端末への出力時にANSIエスケープシーケンスを用いたカラー出力を無効にします。
Fakeドライバの有効化(--fake
)
さくらのクラウドAPI呼び出しにFakeドライバーを利用します。
主にコマンドの書式確認などのテスト用途で利用します。
--fake-store
オプションを指定しない場合はダミーAPIのデータストアはインメモリとなります。
FakeドライバでのJSONデータストアファイルパス(--fake-store
)
Fakeドライバーが利用するデータストアのファイルパスを指定します。 この値を指定するとFakeドライバーがJSONデータストアを利用するようになります。
コマンド実行タイムアウト(--process-timeout-sec
)
usacloud
コマンド実行全体に対するタイムアウト秒数を指定します。
未指定の場合は2時間(7200)
が設定されます。
引数とリソース名の比較方法(--argument-match-mode
)
操作対象を引数で指定するコマンドにおいてリソース名と引数を比較する方法を指定します。
指定可能な値は以下のとおりです。
partial
(デフォルト): 部分一致exact
: 完全一致
トレース出力(--trace
)
さくらのクラウドAPI呼び出しのトレースログを標準エラーへ書き込みます。
バージョン表示(--version
/ -v
)
usacloudのバージョン情報を表示します。
ヘルプ表示(--help
/ -h
)
ヘルプを表示します。