v1.0.0へのアップグレードガイド
このガイドはUsacloud v0系を利用していた方がv1へアップグレードする際のガイドです。
主な変更点
インストール方法
配布サイト https://releases.usacloud.jp/usacloud の廃止
yum/dnf/aptコマンドでのインストールで使用していたリポジトリ https://releases.usacloud.jp/usacloud
が廃止されました。
代わりにGitHub Releasesを利用してください。
https://github.com/sacloud/usacloud/releases/latest/
MacOS/Linuxの場合は以下のインストールスクリプトが利用可能です。
$ curl -fsSL https://github.com/sacloud/usacloud/releases/latest/download/install.sh | bash
シェル補完(Shell Completion)の有効化
シェル補完(Shell Completion)を有効にする方法が変更されました。
bash_completion
などのシェル補完が利用できる場合は、以下のコマンドで有効に出来ます。
Bash
#Linuxの場合
$ usacloud completion bash > /etc/bash_completion.d/usacloud
#MacOSの場合
$ usacloud completion bash > /usr/local/etc/bash_completion.d/usacloud
Zsh
$ usacloud completion zsh > "${fpath[1]}/_usacloud"
Fish:
$ usacloud completion fish > ~/.config/fish/completions/usacloud.fish
全ゾーン対象の操作
--zone
にall
を指定することで全ゾーン一括操作が可能になりました。
# 全ゾーンのサーバ一覧
$ usacloud server list --zone=all
restコマンドの追加
usacloud rest
でさくらのクラウドAPIを直接リクエストできるようになりました。
詳細はrestコマンドを参照してください。
アウトプットタイプ
CSV/TSV出力の廃止
--output-type
へのcsv
/tsv
が廃止されました。代わりに--foramt
オプションやJSON出力+jqコマンドなどをご利用ください。
--selector
オプションの廃止
--selector
オプションで操作対象をタグで指定可能でしたが、v1では引数にID/名称/タグを指定可能になりました。
no results
出力の廃止
v0では操作対象がない場合にno results
と出力されましたが、v1では何も出力されなくなりました。
廃止されたコマンド
- summaryコマンドは廃止されました。