v1.1.0へのアップグレードガイド
このガイドはUsacloud v1.0を利用していた方がv1.1へアップグレードする際のガイドです。
v0系を利用していた方はv1.0.0へのアップグレードガイドから参照してください。
主な変更点
コマンド挙動の変更
- VPCルータのバージョン指定対応
機能追加
- JSON出力時のANSIカラー対応
- プロファイルの
DefaultOutputTypeとDefaultQueryDriverを環境変数経由で指定可能に --queryでjq互換機能を利用可能に- 対象リソースを引数で指定する場合に引数とリソース名を完全一致させるオプションを追加
- セルフアップデート機能の追加
- データベースアプライアンスでのパラメータ指定機能
restサブコマンドでの--queryのサポート
VPCルータのバージョン指定対応
VPCルータ作成時に--versionを指定することでVPCルータのバージョンを指定可能になりました。
指定可能な値は1と2で、省略時のデフォルトは2になります。
VPCルータのバージョンについては以下を参照してください。
JSON出力時のANSIカラー対応
--output-type=jsonや--query指定時の出力がANSIカラー対応しました。
--no-colorオプションでカラー出力を無効化できます。
プロファイルのDefaultOutputTypeとDefaultQueryDriverを環境変数経由で指定可能に
従来はプロファイルを直接編集する必要がありましたが、環境変数経由で指定可能になりました。
詳細はリファレンス/環境変数を参照してください。
--queryでjq互換機能を利用可能に
従来は--queryでJMESPathを利用可能でしたが、jq互換機能も利用可能になりました。
詳細はガイド/クエリを参照してください。
対象リソースを引数で指定する場合に引数とリソース名を完全一致させるオプションを追加
引数とリソース名を完全一致させるためのオプション--argument-match-modeが追加されました。
詳細はリファレンス/グローバルオプションを参照してください。
セルフアップデート機能の追加
Usacloudの新しいバージョンがリリースされていたら自身をアップデートするコマンドupdate-selfが追加されました。
詳細はリファレンス/update-selfを参照してください。
データベースアプライアンスでのパラメータ指定機能
データベースアプライアンスでmax_connectionsなどのRDBMS固有のパラメータを設定する機能がサポートされました。
詳細はリファレンス/databaseを参照してください。
restサブコマンドでの--queryのサポート
restサブコマンドで--queryによる出力の加工が可能になりました。
詳細はガイド/restコマンドを参照してください。